携帯電話とネットワーク

回線交換ネットワークとは、通信のはじまりから終わりまで、 1つの通信路を占有する形式のネットワークのことを言います。具体的には、 電話用の公衆回線などが回線交換ネットワークです。回線交換ネットワークでは、多数の端末を収容するために、取りまとめを行う局を階層構造化する必要があります。

任意の端末同士を接続できるようにスイッチを作り、その組み合わせで端末同士をつなぐ回線(経路)を構成するようにすると、一度に作ることができる経路の数は限られたものでよいことになる。回線交挽では、通信経路は通信が始まるときに決められる (あらかじめ決めておく場合もある)が、通信中にそれが変化することはないし、事故などを除けば、切れてしまうこともなく通信経路が維持されます。このため、通信が安定して行えるという特性を持つが、接続先が増えるごとに複雑さが増していきます。電話でいう交挽機とはスイッチの固まりで、回路を切り替えながら通信路を作っていく機械のことである。こうしたことから、公衆回線をPSTNと言います。電話番号をもとに相手までの通信経路を交換機で造り出していくのは、携帯電話でも同じです。ただし、携帯電話のシステムでは端末が通信中に移動する可能性があり、基地局が切り替わる懸念があります。このため、複雑な制御が必要になります。