携帯電話のアンテナ

アンテナは、電波の出入り口となる部品です。アンテナは送信にも受信にも利用されます、その大きさは、扱う電波の周波数に関係しています。シンプルにいうと、周波数がアップするほどアンテナは小さくなります。アンテナは、送受信する電波の波長の1/4を基本単位に、その整数倍の長さの導線や金属の棒などで作られます。金属棒などに電波があたると、電波が吸収されて電流が流れる仕組みです。このとき、その長さが波長の1/4になる周波数の電波が、もっとも強く電流を流します。逆に、振動する電気信号をこの金属の棒に流せば、同じ周波数の電波が最も強く放射されます。このような現象を共振と言います。音叉や楽器が大きな音を出すのも、この共振を利用しているからです。このためアンテナは、利用する周波数に合わせて長さを調整する必要があります。携帯電話は電波を利用した通信以外にも様々な利用の用途があります。なかでも、携帯決済現金化なども利用者が増えています。

ただし、長さが若干違っていても、まったく使えなくなるわけではありません。調整された周波数から離れるに従ってだんだんと効率は悪くなっていきますが、携帯電話などの定範囲の周波数であれば、 1つのアンテナでその帯域の周波数の電波に対応できます。感度は悪くなってしまいますが、電線を巷く、折り曲げるなど、いくつかの方法を使ってアンテナの物理的な長さを短くすることもできます。